特許出願時に注意すべき点は次のとおりです。
早めに出願しましょう
日本は先願主義なので、同じ発明に関しては先に出願した者が特許を得ることができます。
公表は慎重に
特許出願前の公開は新規性を喪失する原因となるため、カタログの配布や展示会出品などは出願後に行うことが重要です。
明細書が重要
特許権の権利範囲は、提出した明細書、特に特許請求の範囲に記載された技術内容に基づいて決まります。
具体的な技術的解決が必要
アイデアや思いつきだけでは特許にならず、具体的な構造や作動方法を明細書に記載する必要があります。
価値のあるものに限定して出願
技術的・市場的評価を勘案し、経済的負担を考慮して出願することが重要です。